【巨人】坂本、ギャレ、クルーズ、いける新クリーンアップ!初回いきなり3連打

新クリーンアップがその威力を見せつけた。昨季は実に8人が4番を務めるなど主軸を固定できず、リーグワーストのチーム打率2割4分3厘。

左足を小さくコンパクトに上げるように改良中の坂本は新打法に徐々に慣れてきているが、3、6回の打席で凡退し「修正するところがあった」と満足はしていない。役目を果たした恐怖の5番打者は「オナカスイタ」と笑顔で帰路に就いた。

打線は初回に新クリーンアップの坂本、ギャレット、クルーズの3連打で得点するなどヤクルトを振り切り、由伸監督が本拠地初ゲームで白星を収めた。開幕投手候補の小川から3連打で先取点をもぎ取った。

宮崎キャンプ中の2日には、松井臨時コーチが1軍野手全員を集め、軸足に体重をかけて間を作ることなどを打撃指導。すぐにしようとは思わない」。

クルーズが左中間への適時二塁打を放った。巨人・マシソンが、ヤクルトとのオープン戦(東京D)に先発し、5回5安打1失点で、開幕ローテーション入りに前進した。

ギャレットとそろってマルチ安打を放った。軸となる選手がしっかりとしてくれればいい」。

開幕戦でも最有力の3、4、5番について高橋監督は「(外国人が)2人ともいいところでポンポンとね。3番の坂本が左前に運び、4番・ギャレットが右前安打とつないで迎えた初回2死一、三塁。

「参考になることはあったが、自分のやっていることに自信を持っている。「打順は気にしていない」というクルーズは、ここまで実戦8試合全てで5番に座り、この日も好機をモノにした。

貧打線とまで呼ばれV逸の原因となったが、オープン戦序盤の今はクリーンアップが固定されて打線が機能している。自慢の守備同様、打撃にも強いこだわりを持ち、4回先頭でも右前安打。

他のナインが目を輝かせ、次々と実行に移す中、ただ一人、首を横に振った。中軸が打てば周りが引っ張られるというか、楽にできる。

坂本「2アウトから点が入って良かったです」ギャレット「好打者の坂本とクルーズの真ん中を打てて光栄だよ」クルーズ「小川は打ちにくいフォームだったが、しっかり強く振ることを考えた」この3人の並びは23日の韓国・KIA戦から3試合連続だ。