菜七子連勝 根本師もホッ「はじめの一歩。あとは中央で」

この馬で初勝利いけるかなと狙っていたし、藤田騎手の初勝利ということは光栄です」とうれしそうだった。うまくペースも落としていた。

それを果敢に一生懸命、経験を積もうとしている部分はいい。新人ジョッキーの重量恩恵(減量)がなく、ベテラン騎手と同じ重量で勝ったことに、価値がある。

馬も藤田騎手もゲートがうまい。あとは今後、中央で」と喜びを口にした。

3Rのアスキーコードを管理する酒井調教師は「前走のレース内容から4角を回ったところで今日は勝てると思った。そして続く6Rでは、JRA交流レース「ツインエース特別」で人気薄(4番人気)ウインアンビション(牡3=畠山)に騎乗し、今度は追い込む競馬で鮮やかな差し切り勝ち。

(初勝利で)はじめの一歩。乗り方も厳しい。

スタートがうまいし、前で運んでくれるから馬と合いそうだと思った。16年ぶりのJRA女性ジョッキー・藤田菜七子騎手(18)は24日、浦和競馬場3Rで初勝利!!見事な逃げを打ち、押し切った。

この日、弟子・菜七子のデビュー初勝利を浦和競馬場で見守った根本康弘調教師もホッとした表情。2階の調教師控え室で見ていたが、控え室にいた皆で、大騒ぎで応援していた」と控え室の様子を明かし、「今回の依頼は自分が直接、根本師に願い出た。

何かを「もってる」菜七ちゃんが、あっと驚く連勝劇を決め、浦和場内は大歓声だ。3R後には「初めての所はわからないことばかり。

戦前には前走の映像を見たか聞いたのと、逃げることが絶対という話をしていた。