祝7年ぶり打点!“超苦労人”虎・岡崎、金本監督&家族に恩返し

ついこの間、赤ちゃんだったのに、もう父親の仕事のことが分かるようになった。目尻のシワの数が苦労の証しだ。

打って、守って、走って…。「ホッとしました。

再び表舞台に立たせてくれた金本監督、そして家族に恩返しをした。開幕2戦目。

「パパは頑張らないといけないんです」。家族への感謝の思いを胸に、打席に向かう。

1球そらしはしましたが、ホントによく止めてくれている。小学2年生になる長男からは25日夜、「かっこよかったよ」とほめられた。

子どもの成長は早い。七回に高宮のシンカーをそらせる(記録は暴投)シーンこそあったが、ワンバウンドを体を張って止めた。

「捕手は勝たないと意味がない。「打つのは二の次ですが、1点でも多い方がいい」と喜んだ。

このチャンスを離さない。打撃では5-0の五回二死一、三塁でしぶとく三遊間を破り、7年ぶりの打点。

“超変革”の象徴ともいえる背番号「57」はさらにチームに貢献すべく、かぶとの緒を締め直した。矢野コーチが推薦するだけある」と必死さをほめた。

何とか勝ててよかったです。自宅玄関には家族5人、契りを交わすように手形をとった紙を飾っている。

プロ12年目、正妻としての初勝利の味をかみしめた。先発・能見には「いい球をどんどん使っていこうと思った」と変化球を中心に配球。

金本監督も「本当によくワンバウンドを止めてね。「赤ちゃんってこんなにかわいかったんだと思い出させてくれます」。

また、次ですね」難しい言葉はつむがない。投手を不安な気持ちにさせてしまう」と臨んだ。

昨年6月末、第3子となる次女が誕生した。登場曲は「HOMEMADE家族」の「サンキュー!!」。

セ・リーグ阪神7-3中日、2回戦、1勝1敗、26日、京セラD)岡崎が笑った。