【ソフトB】松坂、開幕ローテ断念 工藤監督「急がせない方がいい」

手術をして、半年しかたってない。昨年8月に右肩にメスを入れた松坂は、ここまでキャンプを順調に消化。

右肩手術からの復活を目指すソフトバンク松坂大輔投手(35)が、開幕ローテから外れることが26日、決まった。キャンプ休日だったこの日、工藤監督は松坂について「最初の5試合(の先発)には入っていない。

指揮官は「(先発)最後の1枠は結果を残して勝ち取ってほしい」と話した。公表こそ避けたが「去年までの実績だったり、キャンプでどう投げてきたのかというのも頭に入っている」として、摂津に開幕を託す。

28日には初のシート打撃に登板予定で、3月3日の練習試合・斗山戦(アイビー)での実戦復帰登板も内定している。武田、バンデンハーク、和田、千賀のローテ入りが有力だ。

10年ぶりの日本球界復帰登板は、早くても開幕3カード目以降となる。開幕カードの楽天戦(Koboスタ)、2カード目の西武戦(ヤフオクD)の計5試合に登板する投手には、この日までにすでに登板日を伝えた指揮官。

長めに見てあげた方が、急がせない方がいい」と明言。