マエケン体操、メジャーでも継続

インタビューでは、対戦してみたい打者にマーリンズのイチローを挙げ「自分が小学生のころから憧れですし、ずっと見てきた選手なので、一度でいいから対戦してみたいですね。昨季1年、大リーグから広島に復帰した黒田とともに戦った。

マエケン体操は、前田が登板直前やイニング間に行う、両腕のストレッチ。環境が全く違いますから」と語った。

ただメジャーではイニング間にベンチ前で調整することは禁止されており、「ベンチ前でできないんで、ベンチの中で、みんなのじゃまにならないようにしたい」と語った。広島のエースとしての立場をリセットし、真っさらな気持ちで臨む。

黒田の持ち球・フロントドア(左打者の内角ボールゾーンからストライクゾーンに曲がる変化球)の投げ方を教わり、昨年のオープン戦で試したことも明かした。前田はドジャースと、メジャー投手史上最長タイとなる8年契約を結んだ。

メジャーでも使うかと問われ「頑張って練習します」と前向きな姿勢を見せた。前田は「あれが自分の一つの持ちネタだと思っているんで」と、続けていくことを明言。

広島からポスティングシステムで米大リーグ・ドジャースに移籍した前田健太投手(27)のインタビューが20日のテレビ朝日報道ステーション」で放送され、前田はメジャーの舞台でもマエケン体操を継続していく考えを示した。野球人生が終わるまでに」と思いを語った。

またメジャーで挑む心構えとして「今まで自分が持っていた考えだったり、プライドっていうものを一度なくしたいと思いますね。