青木 マリナーズ入団会見で世界一へ意欲 背番号は「８」に決定

「自分を必要としてくれているのがすごく伝わったし、ここで優勝したい」と意欲を語った。青木はメジャー４年目の今季、ジャイアンツに加入すると序盤から打率３割をキープ。

かつてイチロー（現マーリンズ）が１１年半プレーしたマリナーズについて「学生の頃から見ていた。青木は「ハロー、シアトル」と英語であいさつし、「ＩｃａｍｅｔｏＳｅａｔｔｌｅｆｏｒｔｈｅｃｏｆｆｅｅａｎｄａｌｓｏｔｏｗｉｎａＷｏｒｌｄＳｅｒｉｅｓ」とジョークをまじえて世界一への意欲を語った。

あこがれの球団」と思いを口にした青木。正直つけられるような番号じゃない」とし、「８」を選んだ理由については「娘が８が良いと言ったから」と説明した。

チームの印象について「中軸を打てるバッターがそろっている」とし、「自分は出塁して貢献できる」とアピール。頭部死球による脳振とうの後遺症も心配されるが「まったく問題ない。

シーズン後はジャイアンツからフリーエージェント（ＦＡ）となり、今月１日にはマリナーズと契約することが明らかに。かつてイチローがつけた「５１」も空き番となっているが、「選択肢にない。

背番号は「８」に決定。翌日には身体検査を受けてクリアし、脳振とうの後遺症の不安も払しょくした。

復帰後の８月９日には頭部に死球を受け、脳振とうの後遺症が見られたため、９月３日でシーズンを終えた。ハードなトレーニングもしているし、万全な状態でシーズンを迎えられると思う」と力強く語った。

初のオールスター出場も確実視されていたが、６月２０日に死球を受けて右腓（ひ）骨骨折で約１カ月間離脱。マリナーズと１年契約を結んだ青木宣親外野手（３３）が３日（日本時間４日）、本拠セーフコ・フィールドで入団会見を行った。