ヤクルト、14年ぶり優勝へマジック「3」が点灯!石川、5回1失点で13勝目

優勝マジック「3」が点灯し「今日の一戦は本当に大きいと思います。12勝12敗、27日、東京ドーム)14年ぶりのリーグ優勝を目指す首位ヤクルトは巨人との天王山第2ラウンドに臨み、先発の石川雅規投手(35)が5回3安打1失点で自身6連勝でキャリアタイの13勝(9敗)を挙げた。

石川は変化球を有効に使い、四回まで2安打無失点の好投。気持ちでバットに当たってくれた。

五回には一死二、三塁のチャンスで打席に立つと、菅野のスライダーを右前に運ぶ貴重な先制打を放ち、自身のバットで勝利を引き寄せた。優勝向かってチーム一丸となって頑張っていきます」とファンの声援に応えた。

ヒーローの石川は「嬉しいです。ピッチングについては「ブルペンから調子が良くなかったので、より低めに腕を振っていこうと心がけていたんですけど、なんとか、なんとか最少失点で抑えることができました」と話した。

(優勝への)気持ちが打たせてくれたと思います」と貴重な一打を振り返った。チームは2位巨人を下し優勝マジック「3」が点灯した。

裏の守りで一死二、三塁から代打・井端に右犠飛を浴びたが、六回以降は救援陣のロマン-久古-オンドルセク-バーネットの無失点リレーで逃げ切った。先制打については「ダメ元で来た球をしっかりミートすることを心がけましたけど、たまたまです。

それだけですね」と安堵の表情を見せた。