【ラグビーW杯】マフィ、負傷状態不明…次戦に暗雲

歴史的勝利を挙げた19日の南アフリカ戦は、控えから途中出場した後半ロスタイムにパスを受けると相手を腕で制してボールをつなぎ、劇的な逆転トライを演出。結果は分かり次第報告する」とした。

昨年12月に左股関節を脱臼骨折してリハビリを続け、8月30日に実戦復帰したばかりだった。エディーHCは、スコットランド戦で負傷退場したNO8アマナキ・レレイ・マフィ(25)=NTTコム=の状態について「今日、またあらためて(病院で)チェックする。

爆発力のあるバネが持ち味で、W杯メンバー発表会見で、指揮官はマフィを「ギフト(贈り物)のような選手」と絶賛。スコットランド戦は「8番のジャージーが着たい」と気合十分で先発出場したが、無念の結果となった。

サモア戦に暗雲が垂れ込めた。戦力の大幅ダウンも覚悟しなければならない状況に試合後、エディーHCは「大きな痛手だ」と落胆していた。

マフィは交代後、試合中に病院へ運ばれたが、検査後すぐに松葉づえをついて会場に戻っていた。負傷の状態は不明のまま。