錦織は「2番目の優勝候補」=全豪テニスで地元紙

この点も、さらに上に上がるために必要なところです。ただこのような競った試合を経験すると、次から良くなることも多いのがテニスなので、錦織選手のこの先の活躍に期待したいですね。

相手はショットも力強かったし、また錦織選手は意識していないかもしれませんが、やはりプレッシャーもあったことで反応や予測が遅れた部分もあったかもしれません。記事では、豪州の名コーチ、ダレン・ケーヒル氏は「ジョコビッチに次ぐ2番目の優勝候補」と錦織を評し、四大大会7度優勝のジョン・マッケンロー氏(米国)も「全豪は最も予測しがたい四大大会であり、錦織がサプライズを起こすかもしれない」と予測した。

調子がそれほど良くはない中で、このような試合をできるのは、さらに上を目指す中で、重要だと思います。ショットで良かった点は、やはりサーブですね。

今季は強化しているということで、今までは大事なところ、後半にサーブでポイントを取りにいくことが多かったのですが、今回は序盤からポイントを取ろうという意識が高かったと思います。それでも第1、第2セットをきちっとものにすることができたのは、実力も自信もしっかりついているということで、さすがだと思います。

相手が元トップ10の選手ということもあって、錦織選手も簡単に勝てる相手ではないと予想していたと思います。それはやはりサーブに自信が出てきているということでもあると思います。

スポーツ面はオーストラリア勢の試合についての記事が大部分を占めた中、錦織についてもスペースを割いた。錦織選手はアルマグロ選手をそれほど得意としている相手ではなかったからだと思います。

テニスの全豪オープン男子シングルス1回戦で、第5シードの錦織圭日清食品)が20日快勝したことを受け、21日付の地元紙ヘラルド・サンは写真入りの記事を掲載し、錦織が今年ロジャー・フェデラー(スイス)ら「ビッグ4」を打ち破る大きなチャンスだと報じた。表情も少し硬かったですし、警戒している部分もあったと思います。

序盤で競った展開になったのは、やはり相手との相性もあると思います。