【ソフトB】松中、来季去就本人に一任

本人が決めること」と、球団幹部が明かした。ソフトバンク松中信彦内野手(41)の来季の去就が球団から本人に一任されていることが17日、分かった。

その決断に注目が集まる。2軍暮らしが続く中でも「1軍の投手はスピードとか球の切れが違うと思う。

もしチャンスをもらえたらその時に自分がどういう結果を残せるか」と気持ちは切れていない。左肩の状態も万全でなく、守備に就くこともできなかった。

現役続行か否か、松中自身が現在の力を見極めることになる。松中はプロ19年目の今季、オープン戦で18打数2安打と結果を残せず、右膝の手術で出遅れた2010年に続き3度目の開幕2軍スタート。

リーグ連覇が決まり、近日中にも今季初昇格する見込み。2軍では77試合に出場し、打率2割9分9厘、11本塁打、38打点と存在感を示しているが、若手の育成を重視する工藤監督の方針もあり、ここまで1軍の戦力にはなれていなかった。

「こちらから戦力外にすることはない。04年に三冠王に輝くなど、首位打者2回、本塁打王2回、打点王3回に輝いたスラッガー