花巻東「雄星2世」高橋10Kで初戦突破 専大松戸 痛かった走塁ミス

花巻東は2回、満塁で高橋の中前2点適時打で先制。5回途中から2番手の角谷が無安打投球を見せ、9回は2死から連打で意地を見せたが、逆転にはつながらなかった。

専大松戸は4回に相手失策が重なり無安打で1点を返すと、続く河村の右翼への適時三塁打で1点差に迫ったが、相手の倍となる8安打を放ちながら走塁ミスが目立ち敗退。先取点で主導権を握った花巻東が4―2で専大松戸を下し、2回戦へ進出した。

「雄星2世」と呼ばれ、ドラフト候補の左腕高橋は3連続を含む10奪三振専大松戸の好機を抑えた。第97回全国高校野球選手権大会の第2日は7日、甲子園球場で行われ、第1試合では初出場の専大松戸(千葉)と2年ぶり8回目出場の花巻東(岩手)が対戦。

3回にも小松の適時打で、5回は野選で加点した。