【ボウリング】全国民が東京五輪代表候補!誰でも参加できる予選会で男女1枠決める

中山律子らの人気で70年代に起きた空前のボウリング・ブームから40年。2020年東京五輪パラリンピック組織委員会は22日、都内で開いた検討会議で開催都市が提案できる追加種目の選定で、応募のあった26競技団体から野球&ソフトボール、空手など8つが1次選考を通過した検討会議と発表した。

追加種目は来年8月にリオデジャネイロで開催される総会で決定する。ボウリングは世界で2億人、日本国内でも1200万人の愛好者を抱える。

「ボウリングの日」に届いた、東京五輪追加種目での最終候補入りの朗報。予選は全国各地にあるボウリング場を使用。

あなたも五輪代表になれる。参加型の選考会を他に先駆けて発表した本気度で、豪快なストライクを奪う。

さらに競技スポーツとしての側面を説明していく必要があるだけに、武部会長も「ハードルは高い」点は認めている。地区→都道府県→ブロック→全国と成績上位者を選抜し、最終的に1人に絞るというシステムだ。

1861年6月22日、長崎にボウリングが伝わってちょうど154年。だが、正式種目への道はレーンのように平坦ではない。

その上で、10代の競技人口の多さや国内でも美女ボウラーがそろう日本のPリーグなどで、国内、世界の若者への人気をアピールする考えだ。日本人なら誰でも参加が可能で、誰もが“日本代表候補”になる。

日本では1861年に長崎の出島にボウリング場が開設された昨年末から全国で集めた約100万人の署名に加え「参加できるスポーツ」を最大限に生かしていく。(遠藤洋之)◆ボウリング史紀元前5000年頃に古代エジプト宗教的儀式の一種として行われていたとされる。

現在の原型は宗教改革でも有名な中世ドイツのマルティン・ルターが9本のピンをひし形に並べたものとされ、10本ピンは米国で普及した。プロでもアマでも大きな得点差はない」と武部会長はレーンに立ち、景気づけの一投で豪快なストライクを披露してアピールした。

追加種目に選ばれれば、再ブームは間違いない。残った8競技団体のうち、サーフィンとボウリングを除く6つが、レスリングが残った13年総会での追加候補。

それだけに今後の対策も十分練っている。そんな夢がかなうかもしれない。

自民党幹事長の武部・全日本協会会長は、早くも種目入り後の公約を掲げた。ほかのスポーツでは短期間での代表入りは夢のまた夢かもしれないが、「集中力と勢いが大事。

正式種目になった場合に男女シングルスで各1人に与えられる開催国枠を「誰でも参加できる全国規模の予選で決めたい」と語った。協会関係者によると「最初の(予選の)段階では十数万人を想定している」。

詳細は未定だが、地区や都道府県の大会では協会登録の必要はない。初の正式種目入りを目指すボウリングの武部勤・全日本協会会長(74)は、誰でも日本代表選考会に出場できる仰天プランを明かした。