FC東京・武藤が独マインツ移籍を発表

今は次の試合でいいプレーをすること、ゴールを決めること、チームが勝つことだけを考えます」などとコメントを寄せ、サポーターらに感謝した。武藤はまた、クラブを通じて「決断するまでは葛藤や迷いがありました。

柏に2-1で勝利した後に、スタジアム内の電光掲示板で発表された。ファンへの挨拶は6月27日に行われる清水とのJ1第1ステージ最終戦(味の素スタジアム)で行うとした。

マインツは岡崎の2年連続2桁得点の活躍もあり、日本人選手への評価が高まっていた。武藤の海外移籍の話題は4月にイングランドの名門・チェルシーからオファーを受けていることが発覚し表面化した。

J1・FC東京の日本代表FW武藤嘉紀(22)が30日、味の素スタジアムで行われた柏戦の後、ドイツ1部・マインツへの移籍を発表した。その後、日本代表FW岡崎慎司が所属するマインツからもオファーを受けていることが判明し、去就が注目されていた。

移籍先については、「試合に出られるところ」、「自分が成長できるところ」を優先事項に考えていた武藤は、移籍が実現しても十分な出場機会が得られるか微妙なチェルシー移籍を見送ったと見られる。