【巨人】杉内、超えろ6回の壁!斎藤投手コーチが「モデルチェンジ」の勧め

ベテランになってきたらコントロール、ボールの出し入れでやっていくしかない。新たな投球スタイルへの「モデルチェンジ」の勧めを説き、「6回の壁」を乗り越えるよう奮起を求めた。

昨年はチームで唯一、先発ローテを守ったが、1試合の平均投球回は約6イニングにとどまった。G球場での練習後に斎藤コーチが杉内について口を開いた。

チーム打率2割8分、13本塁打がともに12球団トップのDeNA打線について「打っているなと思います」と警戒したが、好調の4番・筒香は昨年9打数無安打、おととしが3打数無安打と圧倒。「長い回を投げたいというのはいつも思っている」という杉内が、斎藤コーチのゲキを胸に、6連戦の先陣を切る前回(7日)は6回まで115球。

ファウルで粘られると球数も多くなる。いいイメージを持ってマウンドに上がれそうだ。

3月31日の中日戦(ナゴヤD)は5回0/3を3失点で、7日の広島戦(マツダ)は6回1失点と、試合はつくるが以前のような完投型には程遠い。「年齢的にも少し変化しないといけない時期なのかなと。

巨人・杉内俊哉投手(34)が今季初勝利を目指して14日のDeNA戦(横浜)に先発する。斎藤コーチは「決して打たれているわけではないから深刻になる必要はない」とした上で、少しでも長い回を投げるため、本格派からの脱却を提案した。

6回くらいまではいく。斎藤投手コーチは「杉内がしっかりしないとダメ。

1989年に11試合連続完投勝利を達成した「ミスター完投」が、全幅の信頼を置く左腕に、珍しく厳しい言葉を投げかけた。昨年とあまり変わっていない」と指摘。

杉内はこの日、短距離ダッシュなどで調整した。これまでは直球とスライダーが軸だった。

ここまでの2登板は6連戦初戦の火曜日だが、最長は6イニング。14年目の今季は奪三振増のために縦のカーブを解禁したが、1試合に投げる割合は少ない。

あとは(打順)3順目の壁」。