ヒンギス、17年ぶりにフェドカップ出場へ

しかし、ヒンギスが来年のリオデジャネイロ五輪でスイス代表としてプレーするためには、国別対抗戦に出場することが不可欠となっている。ヒンギスは、世界ランク22位のティメア・バシンスキー(TimeaBacsinszky)、同91位のシュテファニー・フェーゲレ(StefanieVoegele)、同236位のヴィクトリヤ・ゴルビッチ(ViktorijaGolubic)と共に、スイスの1部昇格を目指す。

女子テニスの伝説的存在であるマルチナ・ヒンギス(MartinaHingis、スイス)が、ハインツ・ギュンター(HeinzGunthardt)監督からの招集を受け、17年ぶりに国別対抗戦のフェドカップ(FedCup)の舞台へ戻ってくる。2013年に2度目の現役復帰を果たしたヒンギスは、ダブルスに照準を定めると、今年の全豪オープンテニス(AustralianOpenTennisTournament2015)では、リーンダー・パエス(LeanderPaes、インド)とペアを組み、見事混合ダブルスを制した。

34歳のヒンギスは、18日から2日間の日程で行われるワールドグループプレーオフに出場する。元世界ランク1位のヒンギスは、スペインに敗れ惜しくも準優勝に終わった1998年大会のワールドグループ1部決勝以降、フェドカップから姿を消していた。

1997~99年に四大大会(グランドスラム)の女子シングルスで5回優勝したヒンギスは、シングルス通算43勝を挙げており、世界ランク1位に上り詰めた経験を持つ。