韓国のAロッド”姜正浩 パイレーツと4年18億8800万円合意

韓国プロ野球出身の野手では初の大リーガー誕生となる。韓国ネクセンから入札によるポスティング・システムを行使し、パイレーツと交渉していた姜正浩(カン・ジョンホ)内野手(27)が、4年総額1600万ドル(約18億8800万円)で合意したと、12日(日本時間13日)付の複数の米メディアが報じた。

5年目は球団が選択権を持つオプション付きで身体検査を経て正式発表される。「新人には、練習を見て、同じ場所にいるだけでも、感じるモノがあるでしょう」と同コーチ。

「韓国のAロッド」の異名を持つ大砲は今季、韓国ネクセンで遊撃手として韓国球界最多の40本塁打を放ち、打率・356、117打点を記録。13年WBCでは韓国代表としてプレーし、14年2月には球団間の交流の一環としてDeNAの春季キャンプに参加していた。

パ軍のクリント・ハードル監督は「彼の加入でさまざまな戦い方ができる」と内野手の層が厚くなったことを喜んでいた。新人のあいさつと練習見学を打診し、快諾を得た。

オリックスの本屋敷トレーニング兼コンディショニングコーチが、11日から合同自主トレをスタートさせた新人9選手をイチローに対面させるプランを明かした。本屋敷コーチはすでに昨年末、ほっと神戸で自主トレを行うイチローと対面。

次代を担う金の卵には貴重な時間となるに違いない。