中島 オリックスと合意と米メディアが報道 3年14億円

4日付の米CBSスポーツ(電子版)は3年総額1200万ドル(約14億3700万円)で合意したと報じていた。オリックスは5日、アスレチックスからフリーエージェント(FA)となった中島裕之内野手(32)の獲得を発表した。

オリックスは最大で4年14億円前後、阪神も当初の3年総額9億円から上方修正でオリックスに対抗できるよう、球団内で調整を進めていた。同日夕方に入団記者会見を行う。

12年オフに海外FA権を行使してアスレチックスと2年契約を結んだが、大リーグではプレーできなかった。中島は兵庫・伊丹北高から2001年にドラフト5位で西武に入団した。

中島は4日に3年総額8億円以上を提示してきた古巣・西武に断りの連絡を入れていた。中島をめぐっては、オリックスのほかにも古巣の西武、阪神、中日、DeNAなどが獲得への興味を示していた。

最高出塁率最多安打のタイトルに輝き、通算打率3割2厘、162本塁打、738打点。背番号は1に決まった。

阪神オリックスは、西武の「3年8億円」を上回る好条件を示していると見られ、この2球団の一騎打ちとみられていた。中島に対しては中日、DeNAなども興味を示していたが、高い条件を提示しているのは阪神オリックスの2球団だった。

米CBSスポーツ(電子版)は4日、アスレチックスからフリーエージェント(FA)となった中島裕之内野手(32)がオリックスと3年契約、出来高払いを含む総額120万ドル(14億3700万円)で合意したと伝えた。