福岡、プシュニク監督の退任発表 神野チーム統括部長も

現役時代の井原氏は横浜、磐田、浦和で活躍。02年に引退後は U―23日本代表コーチを経て、09年からは柏ヘッドコーチを 務めており今季限りで契約を満了する。また、強化担当責任者を 務める神野卓哉チーム統括部長(44)が来年1月1日付で退任 することも併せて発表した。昨季就任したスロベニア人のプシュ ニク監督は、1年目の13年が15勝11分け16敗で22チー ム中14位。今季リーグ41節終了時点で16位に低迷するJ2 福岡が来季監督として、元日本代表DFの井原正巳氏(47)を 招へいすることが19日、分かった。92~98年に井原氏とと もにプレーしており、横浜の黄金期を知る2人に再建を託す。関係者によると、既に水面下で交渉を重ねて基本合意に達している という。日本代表として国際Aマッチ122試合に出場。また、ク ラブは強化責任者として、新潟でスカウト担当の鈴木健仁氏(43) の招へいも決定。松本のJ1初昇格が決まった1日のJ2第39節 (レベスタ)で松本に敗れたことで、福岡はJ1昇格プレーオフ出 場圏の6位に届かないことが確定。2年目の今季は3度J1昇格プ レーオフ圏内の6位以上に入ったが上位をキープできず、ここまで 13勝10分け16敗の13位にとどまっている。J2福岡は5日、 マリヤン・プシュニク監督(54)が今季限りで退任することを発表した。 今季の残り試合は指揮を執る。来季J3降格が決まったJ2富山は5日、 安間貴義監督(45)が今季限りで退任すると発表した後任は未定。富 山は1日の栃木戦で今季5勝目を挙げたが、勝ち点22で3試合を残し て最下位の22位が確定した。