メッシのPKは相手への侮辱?それとも天才の技?
「肯定派」が上回ったが、否定的な意見も多かった。ところが次の瞬間、だれもが驚いた。
そう思うのは、筆者の考えすぎだろうか。3-1でリードしていたバルセロナがPKを獲得。
だが勝利を確信している」とした。テレグラフ紙が行ったネット投票では「必要のないスタンドプレーだった」とする人が日本時間15日午後8時の時点で40%。
メッシのPKは、がんと戦うクライフ氏へ向けた激励のメッセージではないか-。メッシがペナルティースポットに立った。
スアレスはこの試合ですでに2得点しており、メッシの「心づかい」によってハットトリックを達成した。「真の天才による瞬間だった」とする人が60%。
ルール上は問題ないプレーだが、英テレグラフ紙(電子版)によると、インターネットを中心に「相手を小ばかにするプレーで、侮辱ではないか」と批判の声も上がっているという。実はメッシが行ったのと同様のPKを、クライフ氏もアヤックス時代に決めているのだ。
クライフ氏は13日に自身が患っている肺がんの状態について声明を発表。ファンによるツイッターの書き込みには「メッシとスアレスはとても傲慢(ごうまん)で、相手への敬意を欠く」や「スアレスにハットトリックを取らせたいのであれば、最初からPKをスアレスに蹴らせればいい」などの書き込みが相次いだ。
するとウルグアイ代表FWルイス・スアレス(29)が走り込み、ゴールへ蹴り込んだ。バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(28)が、14日のセルタ戦で見せたプレーが、インターネット上で議論を巻き起こしている。
「今現在の気分は前半を2-0でリードし、まだ試合は終わっていない感じ。事の是非はともかく、バルセロナの元監督で、オランダ代表の伝説的選手でもあるヨハン・クライフ氏(68)の血が、クラブに脈々と流れているのは間違いない。
メッシはこのPKが決まれば、スペインリーグ通算300点に到達するところだった。後半36分だった。
メッシはゴールへ向けてシュートを打たず、すぐ右へ緩いパスを出した。