河野が防衛成功!興毅からダウン奪い3-0判定完勝

9回には亀田が左フックで河野をぐらつかせ、河野は頭を押さえてパンチを打ったことで減点1点となった。再開直後、河野の右ストレートがクリーンヒットして亀田がダウンした。

亀田は35戦33勝(18KO)2敗。スコアは115-109、116-108、113-111。

両者とも攻撃の精度を欠き、もみ合いや反則で試合がたびたび中断するかみ合わない試合となった。「ボクシング・WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ」(16日、シカゴ)WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチが16日、米国イリノイ州シカゴのUICパビリオンで行われ、王者・河野公平(34)=ワタナベ=が、元世界3階級王者で同級2位の亀田興毅(28)=K3BOX&FIT=を3-0の判定で下し、2度目の防衛に成功した。

そのまま試合は判定へ。3回に亀田はローブローを繰り返し減点2点を科せられる。

このまま河野ペースで試合は進むかと思われたが、亀田も得意のアウトボクシングをせず、両者頭を前に出すスタイルでバッティング、クリンチも目立ち、7回にはレフェリーが試合を止めて両者に「クリーンに闘え」と促すシーンもあった。※17日19時54分~テレビ東京系で放送2回にローブローを受けた河野が座り込み試合が一旦止まる。

河野の通算戦績は40戦31勝(13KO)8敗1分け。