麻也にFK任せた本田「気づいたら麻也が横にいた」

FW本田圭佑(ミラン)が左足で直接狙ったキックは枠を捉えていたが、GKの好セーブに阻まれた。「キーパーが読んでいた。

逆に打っていたら入っていたと思う」と悔やんだ本田だが、標高約1200mの高地での試合に「標高が高いのもあるのか、気持ちブレるのかなというのは感じていた」と話す。「蹴りたいから、あそこにいるんだろうけど」と、その心中を推し量っていた。

6-0で迎えた後半41分、右45度でFKを獲得。一応、あっち側は(香川)真司とか(山口)蛍とか、他の選手が蹴ることになっている」と、チームとしての決まりを明かし、「気づいたら(吉田)麻也が横にいた。

前半31分、正面やや左寄りの位置でFKを獲得した場面では本田とDF吉田麻也がポイントに立ち、吉田が右足で蹴った。そこは予定外だった」と苦笑い。

報道陣から吉田とのやり取りを聞かれた本田は「やり取りは特にない。シュートは壁に当たったが、吉田がキッカーを務めたことには本田自身も驚いたようだった。

GKからすれば軌道を読みづらいだけに、直接FKは大きなチャンスだったが、惜しくも決め切ることができなかった。絶好の位置だった。