錦織 BIG4ナダルに8度目の挑戦、果たして勝つのは<男子テニス>

男子テニス界の四天王(BIG4)は現在世界ランク1位のN・ジョコビッチセルビア)、同2位のR・フェデラー(スイス)、同3位のA・マレー(英国)、そして同9位のナダル。しかし、今回の対戦は今までとは状況が違う。

一方の錦織は今シーズン波に乗っている。復活を狙うナダル、勢いに乗っている錦織のロジャーズ・カップ準々決勝は、コートセントラルの第3試合に組まれており、日本時間8月15日午前7時半(現地14日の18時半)以降に開始される予定。

メンフィス・オープンで3連覇、バルセロナ・オープンで2連覇、そして先日のシティ・オープンで今季3度目の優勝を飾りキャリア通算10勝目をあげた。その後のベット・アット・ホーム・オープンでは今季3勝目をあげ、復活の兆しを見せている。

男子テニスツアーのロジャーズ・カップ(カナダ/モントリオール、ハード)は14日にマスターズ初優勝を狙う第4シードの錦織圭(日本)と第7シードのR・ナダル(スペイン)のシングルス準々決勝が行われる。その時は強打で攻めた錦織がリードして勝利まであと一歩という時、怪我により途中棄権して準優勝に終わった。

両者が最後に対戦したのは2014年のマドリッド・マスターズ決勝。この試合の勝者は準決勝で、第2シードのマレーと第10シードで昨年覇者のJW・ツォンガ(フランス)の勝者と対戦する。

錦織はナダルに過去7連敗しており、今回が8度目の挑戦となる。さらに大会後に発表された世界ランキングでは自己最高タイの4位へ返り咲いている。

これまで錦織はBIG4に挑戦してきたが、ナダルだけには1度も勝利したことがない。マスターズ大会で無冠、過去9度の優勝を誇る全仏オープンで準々決勝敗退、ウィンブルドンでは2回戦で当時世界ランク100位台のD・ブラウン(ドイツ)に敗退。

今年、元世界ランク1位のナダルはこれまでのような結果を残せていない。