なでしこリーグ大改革 3年ぶりカップ戦復活へ

その2シリーズを一本化し、2回戦総当たりで年間順位を決める方式に変更する案が検討されている。昨季導入された1部10チームによるリーグ戦のレギュラー、エキサイティングの各シリーズを一本化。

リーグ戦の方式の変更とともに検討されているのは、1部10チームと、2部の上位6チームによるカップ戦の開催だ。来年2~3月にはリオ五輪アジア最終予選が開催され、8月には五輪本番を迎える。

将来に向けても、強化の場としての役割を担うリーグの活性化は必要。見直し案の議論は急ピッチで進んでいる。

さらに1部、2部チームによるカップ戦を開催する案が検討されている。若手選手の出場機会が増え、2部の選手にとっては格好のアピールの場となり、なでしこジャパンの新戦力発掘の可能性が広がる。

現行の1部リーグ戦は、全10チームの2回戦総当たりでレギュラーシリーズを実施。なでしこリーグの開催方式が来季から変更となる可能性が高くなった。

その後、上位6チーム(1回戦総当たり)と、下位4チーム(2回戦総当たり)に分かれるエキサイティングシリーズで年間順位を決定する。運営する日本女子サッカーリーグの実行委員会で、見直しの方向で議論が進んでいることが13日、分かった。

決定すれば、過密日程の解消や若手発掘など、日本女子代表なでしこジャパン」の強化への追い風となりそうだ。