佑ちゃんローテ入り後退の２失点…栗山監督「たわけもの」

「点を取られて反省しないといけない。「やっちゃいけない点」と栗山監督はばっさり切った。

３番手で登板した日本ハム・斎藤佑樹投手が４回を２安打２失点３四球。８日・紅白戦の２回１失点、１４日・ＤｅＮＡ戦の３回２失点に続き、実戦でいずれも失点。

「オープン戦、ヤクルト４－０日本ハム」（２２日、浦添）開幕ローテ入りへ前進どころか一歩後退だ。五回を無失点に抑え、上々の立ち上がりを見せたが、六回は先頭打者から２連続四球を与え失点。

イニングごとに、いい佑ちゃん、悪い佑ちゃんを交互に繰り返した。七回は３者凡退に抑え立ち直ったと思わせたが、八回には四球絡みで２死一、二塁のピンチ。

次回は中５日で２８日広島戦の登板が有力。荒木への初球が暴投となり、二塁走者の本塁生還を許した。

たわけものだ」と不満をあらわにした。次はゼロに抑えないといけない」と唇をかんだ佑ちゃん。

背水の覚悟で臨み、是が非でも無失点で抑える。最速１４３キロをマークしたが制球に苦しむ内容に、栗山監督は「球がよかっただけにもったいない。