虎の藤浪 メジャー「挑戦したい」 さんまと初共演で“夢”打ち明けた

スカウティングや育成システム、補強のスタンス…いろんなことがささやかれているが、 その要因を探れば、ひとつのキーワードが浮き彫りになってくる。やるべきことはたく さんある。この“スコア”は今季開幕戦で、両軍のスタメンに名を連ねた「生え抜き」 選手の数。「自分の投球フォームは汚い。阪神藤浪晋太郎投手(20)が8日、大阪 市内でMBS明石家電視台」(1月26日午後11時53分放送)の収録に参加。も う何年も前から指摘されていることだ。「(レンジャーズの)ダルビッシュさんや(ヤ ンキースの)田中さんのようなしなやかなフォームを身につけたいです」。なぜ、育た ないのか。世界へ、藤浪が動きだそうとしている対2。日本人として、しっかりしたフ ォームで投げたい」と課題克服が最優先だ。憧れの投手の名を口にし、将来の自分と照 らし合わせた。シーズン序盤から台頭した今成や坂、2番手捕手の日高ら、1軍ベンチ に顔を並べたのは補強組ら、いわゆる外からの血。巨人と阪神を比較した、ある数字だ。 初めてのバラエティー番組出演。

 

サブメンバーにも、ズラリと生え抜きをそろえた巨人とは対照的だった。西岡、福留、新井兄弟、マートン、藤井彰…。 ピンとくるファンもいるかもしれない。登板した日米野球第4戦(11月16日・東京ド)は、4回5安打4失点。 村田、ロペス以外、すべて生え抜きでそろえた巨人に対し、阪神は鳥谷、大和を除く7枠を移籍組と外国人が占めた。 初共演した司会の明石家さんまから将来のメジャーへの思いを問われ、「そういうレベルになれば、挑戦したい気持ちもある」と意欲を示した。 阪神は生え抜きの野手が育たない‐。今季限りで現役を引退、ヤクルトのユニホームを脱いだ藤本敦士氏は、阪神在籍時を振り返りながら、こんなふうに指摘する。 それまでは笑顔を見せながら恋愛トークに終始していたが、さんまからの思わぬ質問に真剣な表情が戻った。メジャーに強い意欲を見せる広島・前田との合同自主トレが、年明けに実現する可能性もある。