【卓球】ミキハウス社長「不透明選考」で協会に直談判!佳純・早矢香組が連覇で落選

会談では木村社長が、代表選考過程の不透明さを是正することなどを求めた。2組が出場できるダブルスで全日本を連覇した平野早、石川組が落選。

日本協会の前原正浩専務理事(61)も「ダブルスの選考(基準の明確化)に関しては今後議論の余地はある」と語った。なぜ密室で決めるのか」と怒りを見せており、抗議文の提出も辞さない構えでいた。

今回の話し合いを受け、3月上旬にも意見書を日本協会に提出する。「国際競争力」を理由に、昨年12月のワールドツアー・グランドファイナルを制した平野美宇(14)=エリートアカデミー=、伊藤美誠(14)=スターツ=組、そしてジャパン・オープンなどを制した福原愛(26)=ANA=、若宮三紗子(25)=日本生命=組が選ばれた。

書面に関しては内容を整理してから出したい」と3月上旬にも意見書を提出する。会談に同席したミキハウス関係者は「こちらのお話しすべきことはできた。

不透明な部分も多く、木村社長は疑問を投げかけていた。福原、若宮組は大会を欠場していた。

卓球の世界選手権(4月26日開幕、中国・蘇州)の代表選考に関し、選考方法等の見直しを求めていたミキハウスの木村皓一社長(69)が18日、都内で日本卓球協会の星野一朗強化本部長(59)と会談を行い改善を直接申し入れた。代表選考方法にもの申していた木村社長が、初めて協会側と対峙(たいじ)した。

星野強化本部長は「今回は選手選考の過程の話、としか今は言えないが、さまざまな意見は承った」と、今後、理事会などで意見を確認していく考え。代表選考では1月の全日本選手権ダブルス優勝の石川佳純(21)=全農=、平野早矢香(29)=ミキハウス=が落選。

石川の所属する全農や、同じく全日本選手権の女子シングルスで準優勝しながら代表入りを逃した森薗美咲(22)が所属する日立化成など、卓球に関わりの深い企業やチームの「総意」として、今後の選手選考のあるべき方法などを意見したという。平野早、石川組は全日本で平野、伊藤組に直接対決で勝利。

その点について「外す理由は何もない。今回の“騒動”の発端は1月の全日本選手権直後に行われた世界選手権代表の発表だ。