石川遼が弟航くんをツアーで初キャディーに起用

石川が米ツアーを主戦場とした最近3年で兄弟ラウンドは3、4回ほどとか。航くんのゴルフ上達に役立つと確信、同時にともに時間を共有する貴重な機会となる。

航くんは埼玉の名門・浦和高1年で、ゴルフでは今年の埼玉県ジュニア9位の腕前。普段帯同している佐藤賢和キャディーが今回は片山晋呉と“昨年覇者タッグ”を組むため、航くんに話を持ちかけた。

以前にマスターズの前日にあるパー3コンテストで石川のキャディー役を経験したが、あくまでイベントで、ツアーでは初登場となる。優勝争いを演じれば、航くんにも大きな経験となるはずだ。

ホストプロの石川遼(24=CASIO)が弟航(わたる)くん(15)をキャディーに起用して出場する。男子ゴルフのカシオ・ワールド・オープンは26日に高知・Kochi黒潮CCで開幕する。

「僕はキャディーの経験はないけど、やってみたいし、いい経験になるはず」。24日には石川がこまめに声を掛けながら練習ラウンドし「意外と楽しそうにやってました」と一安心。

「家族なのに、僕のプレーを間近で見る機会がない」という弟に対して「見て学んでほしい」と話す。