抗議殺到、選手も不安…急浮上する侍J小久保監督の去就問題

プレミア12の準決勝・韓国戦(19日)での逆転負けから一夜明けた20日、NPBにはファンからの小久保監督(44)批判の声が殺到したという。いくら監督経験がない小久保監督でも、大事な試合で勝てない勝負弱さを指摘する声、はたまた『小久保監督ではWBCは無理。

今日の3位決定戦に向け、「私も選手も昨日の敗戦はショック。責任は全て自分にある」と、采配ミス、メンバーの人選ミスを認めた。

回線がパンク寸前だったそうです」こう話すのは、さる放送関係者。前出のOBが言う。

解任しろ!』という厳しい声もあったようです」(前出の放送関係者)すでに代表周辺では、小久保監督の去就問題が急浮上している。さる球界OBは、「優勝できなければ3位も4位も同じ。

「朝から抗議電話がかかりっぱなし。「先発の大谷(日本ハム)を1安打11奪三振の好投で85球しか投げていないのに七回で交代させたことや、八回から2番手で登板した則本(楽天)を九回まで引っ張って逆転負けを喫した継投ミスについての声が大半だといいます。

「17年のWBC終了まで契約している小久保監督は指導者経験がゼロで、采配や選手起用にはファンのみならず一部の選手からも不安の声が出ている。小久保監督は星野監督のような厚顔無恥ではないだろうが、今回も似たような展開になる可能性はある」この日、小久保監督はピックアップ練習に参加。

17年3月のWBC開催まで時間的な余裕がないことから、大会終了後の小久保監督の退任を見据えた動きもチラホラ見え始めてきた」と声を潜める。大谷に声をかけるなどした。

そこで思い起こされるのが、08年北京五輪日本代表の星野監督だ。五輪でメダルなしの4位に惨敗したにもかかわらず、翌09年の第2回WBCでも指揮を執ろうと画策し、ファンのみならず代表選手も猛反発したことで断念。

最終的に巨人の原監督(当時)が就任した。当夜の試合後には自ら「絶対に勝たないといけない試合で負けた。

あまり眠れなかったが、自分の中で消化していくしかない」と語ったが、次戦がラスト采配になるかもしれない。