【BOX】辰吉Jr.4月にデビュー!Sバンタム級で“父子KOデビュー”誓う

負けられない」と打倒・辰吉Jr.を誓った。辰吉寿以輝のデビュー戦が、テレビで放送される可能性があることが12日、分かった。

そら、KOで勝ちます」と“父子KOデビュー”を誓った。「いよいよという気がする」と話していたように、13日の会見で意気込みを語る。

丈一郎があこがれで「辰吉さんの息子とやれて、注目を集めるのでうれしい。大阪市内の所属ジムで4回のスパーリングなどをした寿以輝は「(相手は)気にならない。

関係者によると、山中戦が予定より早く終了して中継枠に収まれば録画放送するという。岩谷は、2010年の国体大阪府予選新人戦と11年の全日本社会人大阪府予選で優勝。

父は1989年9月の初戦で、韓国の10回戦ボクサー・崔相勉に2回47秒でKO勝ちした。最近では、WBO世界スーパーフライ級王者の井上尚弥(大橋)や2012年ロンドン五輪男子ミドル級金メダリストの村田諒太帝拳)らのデビュー戦がテレビで放送されたが、アマチュア実績のない4回戦ボクサーでは異例の扱いだ。

デビュー戦の会場は丈一郎と同じボディメーカーコロシアムで、父が王者となったWBC世界バンタム級タイトルマッチの前座というのも何かの運命だ。前座で、元WBC世界同級王者・辰吉丈一郎(44)の次男・寿以輝(じゅいき、18)=大阪帝拳=がデビュー戦に臨むことも決定。

7勝(3RSC)4敗のアマ戦績で、昨年4月にデビューした。WBC世界バンタム級王者の山中慎介が、辰吉Jr.にKOショーを見せつける。

4月16日に大阪市浪速区ボディメーカーコロシアムで同級7位のディエゴ・サンティリャンと8度目の防衛戦を行うと12日、都内で発表した。大きな夢を抱いて船出する新鋭へ、「神の左」で世界チャンピオンの威厳を伝える。

現在は63キロあり、約8キロの減量が必要だが「問題ないです」と自信をのぞかせた。